正解のない子育ての選択、
二人で煮詰まる前に、
第三者と一緒に話してみませんか。
サービス概要
現状課題
現代の子育て家庭では、発達障害の療育、支援級への通学、 不登校、中学受験、ゲーム・スマホの使用など、 正解のない選択を夫婦で決めていく必要があります。こういった意思決定において二人の意見が割れ、どうにも調整がつかなくなると夫婦間で深刻な対立を産むことがあります。
更に、 東京湾岸エリアのような核家族では、意見が対立したとき 相談できる人が身近にいないことも多いです。身内も地域の繋がりも無く、行政窓口でも 「よくお二人で話し合ってください」と言われるだけで、家庭内のことを誰もサポートをしてくれません。
既存サービスの課題
このような夫婦間のすれ違いを埋めるためにカップルカウンセリングがありますが、日本ではあまり普及していません。また、セッションの中で価値観を深掘りしすぎるなど、違いが際立ちかえって関係性を悪化させることもありました。
本サービスの特長
このサービスでは、心理分析ではなく、「今、二人が話し合いたいこと」のみを取り扱います。専門のファシリテーター(メディエーター)が夫婦の対話を支援します。
- 二人が話したいことを話す
- 対等な立場
- 当事者が主体となって決める
日本では家庭の中のことを家庭外に相談するという文化もあまり無かったのですが、現代的な正解の無い意思決定を核家族の夫婦で行うためには、第三者の支援が不可欠です。ちなみに、イギリスでは転居時の家に置いてある公共料金の契約申込み書と同様に、メディエーションサービスのチラシが入っていると聞いています。
なんであんな小さなことで、夜中にこんな大喧嘩をしているんだろう。そうならないために気軽に、小さい火種の時点で、夫婦のすれ違いを埋めるためにご利用いただきたいセッションです。
サービス内容
対象時期
- 主に婚姻同居中時期(すれ違いの種が産まれそうな頃から夫婦間のみでの話し合いだと難しいと考えている時期まで)
- 別居時期であるものの、双方が話し合いを希望される場合
対象者
- 子育て課題など夫婦間での話し合いにちょっとしたすれ違いがある方
- 家庭の中だと相手が話し合いに真剣に取り合ってくれない方
- 家庭の中で夫婦関係に悩んでいる方、夫婦関係がギクシャクしている方
- 別居・離婚が頭の中をよぎっている方
- 別居・離婚後で双方が話し合いを希望するものの、二人だけだどどうにも話し合いがうまく行かない方
対象外(効果を生み出しづらい方)
- 夫婦間の話し合いをする気が全く無い方
- 第三者に答えを決めてもらいたいと思っている方
- 配偶者間の暴力、子どもの連れ去りなど、配偶者間での埋めがたい地位の差がある場合(Q&Aに補足あり)
実施内容
お二人の話し合いを、担当者(メディエーター)が次の原則をもとに促します。
セッションの原則
- 当事者同士の主体的な対話・自己決定を支援
- 中立性/公平性を維持
セッションゴール
パートナー同士で今後についての心的合意がされること
免責事項
- 本セッションは、お二人での参加同意が出来た方を対象としています。当法人から相手方への参加確認等は致しません。
- 結果についての責任は当法人は負いません。
守秘義務
- 担当者は守秘義務を負います。
- 守秘義務を負うリスコの運営メンバー間で、より効果的な支援を提供するための情報共有を行うことがあります。
方法
対面(中央区内の会議室)
※他の地域への出張やご指定の場所での実施可能ですが、以下出張費等を承ります。
時間
1時間
※延長は30分単位で可能。
担当者
登録メディエーター
※原則1名にて対応を致しますが、場合によって2名で対応することがあります。
セッション費(運営協力金)
二人合計で33,000円/時間
一人あたり16,500円/時間・人 (リスコ正会員:14,300円/回・人)
※ご負担の割合はご相談に応じますが、お二人の主体的な決定を促すためにも、双方がお支払いいただくことが望ましいです。
※お時間の延長をする場合は、メディエーターから
出張費等
セッションを当法人指定の場所以外で開催する場合は、以下の費用をご負担いただきます。
(1)出張費:担当者最寄駅から調停場所までの経路検索システムによる最短経路での所要時間30分毎に2,000円
(2)交通費:担当者最寄駅から調停場所までの経路検索システムによる最短経路での交通費
(3)会場費:当事者が指定した場所を使用する場合の実費
お支払い
- セッションの3日前までのお支払い/セッションの延長料金は、セッション後3日以内にお振込み
- 銀行振込 または クレジットカード
お申込み後のキャンセル
申込み後のキャンセルは、次に定めるとおりキャンセル料が発生します。キャンセルの場合の返金にかかる手数料は申込者負担とします。
(1)セッション24時間前までのキャンセル:無料、ただし会場を使用する場合でかつキャンセル料がかかる場合は、キャンセルを決定した者がキャンセル料の実費を100%負担
(2)期日24時間前を超えたキャンセル:キャンセルを決定した者が当該セッションの全セッション料を100%負担
(3)期日6時間前を超えたキャンセル又は無断欠席:キャンセルを決定した者又は無断欠席の者が、当該セッションの全セッション料及び出張費・交通費・会場費を100%負担
Q&A
サービス全般について
このサービスはカウンセリングの位置づけですか?
いいえ、カウンセリングではありません。心理分析や過去の掘り下げは行わず、「今、二人が決めたいこと」についての対話を支援する対話(メディエーション)サービスです。
どんな資格を持った人が対応しますか?
登録メディエーターが対応します。家族関係の対話支援について専門的なトレーニングを受けたメンバーです。
オンラインでも受けられますか?
現在は対面のみのご提供となっていますが、オンラインでの提供も検討中です。ご相談ください。
申込み・参加について
相手が参加に乗り気ではありません
まずはパートナー関係よろず相談で状況をご相談ください。相手への伝え方や、参加を促すアプローチを含め一緒に考えます。
相手が参加に同意出来ていませんが申込み可能ですか?
本サービスのお申込みは、お相手の参加同意が出来た時点でお願い致します。
事前に内容を確認したいです
サービス内容の確認にはパートナー関係よろず相談をご利用ください。セッションの進め方や、ご自身のケースに適しているかなどをご相談いただけます。
匿名で参加できますか?
お二人の対話を支援するサービスのため、メディエーターには本名をお知らせいただく必要があります。ただし守秘義務により、外部に情報が漏れることはありません。
セッション内容について
何を話せばいいのか分かりません
事前に話したいテーマを考えてきていただきますが、セッション中もメディエーターが対話を促しますのでご安心ください。
1回で解決しますか?
課題の内容や複雑さによります。1回で方向性が見える場合もあれば、複数回のセッションが必要な場合もあります。
どちらかに味方することはありますか?
いいえ。メディエーターは中立・公平の立場を守ります。どちらの意見が正しいかを判断することもありません。
メディエーターから相手を説得してほしいです
メディエーターからお相手を説得するようなことはありません。
メディエーターあくまでも話し合いを促す役割であり、中立・公平の立場を守ります。
話し合いで何も決まらなかったらどうなりますか?
「決めること」だけがゴールではありません。お互いの考えを理解し合う、次に話すべきポイントが明確になる、それだけでも大きな前進です。
料金・支払いについて
料金を二人で半分ずつ払わないといけませんか?
推奨していますが、ご事情に応じて負担割合はご相談可能です。ただし、対等な立場での対話のためには、双方が何らかの形で負担することが望ましいです。
キャンセル料はかかりますか?
セッション24時間前までは無料です。それ以降はキャンセル料が発生します。詳しくは「お申込み後のキャンセル」の項目をご確認ください。
対象・適用範囲について
子どもの有無は関係ありますか?
子どもがいないカップルでもご利用いただけます。
事実婚やパートナーシップでも利用できますか?
はい、法律婚に限らず、パートナー関係全般を対象としています。
すでに別居していますが利用できますか?
双方が話し合いを希望されている場合は可能です。ただし一方的な連れ去りなどがある場合など、対話では解決できない問題の場合は、対象外となることがあります。
DVがある場合でも利用できますか?
まず身体的暴力事案の場合は警察にご相談ください。
他方、配偶者間で地位の差があるものの、例えば隣に身近な誰かに座ってもらっていれば話し合いの望めるなど工夫をすることで話し合いができるのであれば、同席頂いても結構です。ただし、同席者はあくまでもオブザーブの位置づけです。
相手と直接話したくないです
夫婦関係が深刻な状態になったときに、お相手と直接話したくない方もいらっしゃると思います。ただ、話すべきことを話さないと、逆に関係性が更に悪化してしまうことがあります。
このため、何よりも二人で話し合うための心理状態をご自身で作ることが大事で、そのためのカウンセリング&コーチングも行っています。他に、隣に身近な誰かに座ってもらっていれば話し合いの望めるなど工夫をすることで話し合いができるのであれば、同席頂いても結構です。ただし、同席者はあくまでもオブザーブの位置づけです。
別居・離婚合意でも利用できますか?
離婚を前提とした条件の話し合い(養育費、親子交流など)は、法に抵触するため本サービスでは出来ません。
その他
秘密は守られますか?
はい。メディエーターには守秘義務があります。ただしリスコ運営メンバー間で、より良い支援のための情報共有を行うことがあります。
セッション後のフォローはありますか?
継続セッションが必要な場合は再度お申し込みいただけます。また「パートナー関係よろず相談」でのフォローアップも可能です。
男性メディエーター・女性メディエーターの指定はできますか?
ご希望があれば可能な限り対応しますので、申込時にお知らせください。
お申込みからセッションまでの流れ
STEP
お申し込み
お申し込みフォームから、パートナー対話セッションの希望をご連絡ください。
お申し込みにあたっては、現在の状況、ご希望されるセッションの内容、セッション日時候補をご記載お願いします。
なお、本セッションついてサービス内容等を確認するお打ち合わせを希望される方は、「パートーナー関係よろず相談」にお申し込みください。
STEP
お申込者への確認&ご連絡
窓口担当者からメールにてお申し込み確認&お申込者とお相手のグループメール作成依頼のご連絡をさせていただきます。
STEP
(お申込者作業)グループメールの作成
お申込者とお相手、当法人窓口の三者のグループメールを作成お願いします。
本セッションに関するやり取りは基本的にグループメールを使用し、個別のやり取りは致しません。
STEP
日程調整&お振込み
お申込者とお相手、当法人メディエーターの三者のセッション日時調整を致します。
日程調整出来ましたらお振込みをお願い致します。
STEP
お支払い(お申込者・お相手)
セッション3日前までにお支払いをお願いいたします。
STEP
本セッション
本セッションをします。